どうもこんにちわ。シナノのイルカ(@shinanonoiruka)です。
突然ですが、釣り好きなみなさんに質問があります。
釣りをしていて竿がビリッときたことがありませんか?
その現象何かというとそれは…雷が原因している現象なのです。
そんな恐ろしい雷…夏にゴロゴロ発生するイメージがありますが、実は日本海側の海では冬でも発生する地域があります。ご存じでしたか?
船、岸、サーフ、防波堤、野池、地磯…そういった種別関係なく釣り人にとって危険な雷についてまとめていきます。
釣り初心者こそ是非呼んでほしいー!
雷が発生したら釣りに行かない
例えば夏が終わりかけて秋に差し掛かる時、夕方頃になると毎日のように夕立が起きますよね。
これは天気予報でも予測が難しい自然現象です。
そのような中で雷がゴロゴロしたら釣りどころじゃないですよね…。
昔はグラスロッドが主流でしたが、近年の竿はほぼカーボンロッドですので通電性がとても高いです。ほとんどのカーボンロッドには感電注意と注意書きが書かれています。
ですから釣りをする際、ロッドは避雷針のように雷を呼んでしまうので気をつけていただきたいと思います。
一番の対策は雷が発生しているとこでは釣りに行かないというのが鉄則になると思います。
雷を確認したらすぐに撤収する!
とはいえ気をつけていても偶発的に遭遇してしまうことがありますよね。
例えば船で釣りをしていて雷雲が突発的に発生することもあります。自然現象なので完全な予測は不可能です。
釣りをしていて雷雲を確認した時に、どのようなタイミングで避難すべきなのかというところを判断に迷うと思うんですが、一番安全策なのが雷雲が発生した(暗くなる)とか、遠くの方でゴロゴロしている…この瞬間に避難する判断をすることが一番安全です。
雷が近いとロッドが鳴く?
事前に天気予報をチェックしたのに、天気が急変して雷雲が近づいてきてしまった…そのような時にロッドにある現象が起こります。
どのような現象かというと、まず持ってるロッドを垂直に立てます。そしてそのロッドに耳を近づけてみてください。すると通電体であるロッドに電子が引きつけられてロッドから「ブーーー」というノイズ音が出ます。この現象が確認できたら雷はかなり近いので直ちに避難したほうが良いでしょう。
落雷を誘導するリスクがあるので、面白半分でわざと実験するのはおやめください。
ビリッとくるのは最後のサインかも…
雷が発生していなくても、雷雲の近くでは、空気中や地面には静電気がたまっている状態。先程も述べたように、最近のほとんどのロッドはカーボン製なのでとても雷を通しやすい素材です。そのようなものを立てて振り回しているのですから、雷側からしたらまさに”避雷針”…雷を落として下さいと言っているようなもの…。もしもビリッときてしまったら今ある命に感謝して直ちに避難すべきです。
ちなみに海上でロッドにビリッきてしまったら…それはもう手遅れに近いです。
大海原では他の避雷物(誘雷物)が無い為、船そのものが誘電体です。船に乗ってる方は岸釣りをする方以上に雷の危険を伴いますので、偶発的に遭遇してしまったらすぐに避難行動。釣りをする前には事前に天気予報を確認することがとても重要です。
まとめ
夏に発生するイメージのある雷ですが、記者がよく釣りに行く新潟県や富山県の海では冬でも雷が起こります。冬に落ちる雷を「鰤起こし」なんて言葉があるほど日本海では毎日のように冬に雷が鳴るようです。ちなみに冬に雷が起こるのは世界でもほとんどが例がなく珍しい現象らしいですよ。
そんな豆知識は置いといて…雷対策は一年通してするのがベターのようですね。
そうとはいえ記者も新潟県で冬に釣りをしていてビリッときた経験があるのでその動画をよかったらご覧ください。冬の雷は音もなく近づいてきてエネルギーは夏の雷の数百倍にもなるとも言われています…。みなさんも雷にはくれぐれもお気をつけて釣りをお楽しみください♪
それではまたー!
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